浮気調査コラム

PTA保護者同士の不倫調査⑩(全10回)

この浮気調査も今回で6回目となった。今のところ、対象者である夫が美魔女と浮気をしたのは1回だけである。しかも、二人が一緒にラブホテルに出入したわけではなく、同一時間帯に同じホテルに居たことが証明されているだけである(詳しくはPTA保護者同士の不倫調査参照)。一緒に出入していない以上、通常の不倫調査以上に複数回逢瀬している証拠を収集したいところである。

前回のコラムPTA保護者同士の不倫調査⑨の続き
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調査開始

水曜日も午前9時からの調査となり、先週と同じく、対象者である夫の張込みをA調査員と女性調査員、美魔女の張込みを私が実施した。

美魔女が外出

私は8時40分頃には、美魔女が住む高層マンションの出入を監視できる位置に在るスターバックスコーヒーの店内に居た。のだが、まだちょびちょびとコーヒーを飲んでいた午前9時07分、美魔女がマンションから出てきた。
予想以上に早い外出であるが、私はコーヒーを手に持ち店を出て、尾行を始めた。
美魔女はそのまま小学校へ直行した。
今のところ、対象者である夫に動きはないようだ。

夫も外出

午前10時33分、A調査員から電話で
 「今、野郎(夫のこと)が出ました。○○(女性調査員のこと)が徒歩尾行で、俺は車回してます。」
と連絡があった。夫も小学校へ向かっているのか、それともタクシーに乗るのか。

近所で合流

午前10時40分、今度は美魔女に動きが出た。小学校を出たが、自宅方向とは別である。
私が美魔女の尾行を始めると、今度は女性調査員から電話で
 「今、タクシーに乗りました。こっちもAさんと車で追いかけてます。」
とのこと。
タイミングがピッタリ過ぎる。しかも美魔女も、どことなく周囲を警戒している。
私は女性調査員に
 「こっちも学校出たし、ちょっと眼振っているから、野郎のタクシーと合流かもな。」
と伝えた。「眼を振る」とは「ガンをふる」と読み、犯罪者が犯行に及ぶ前後等にキョロキョロと周囲を警戒する動きのことを言う。
10時43分、再度女性調査員から電話で
 「今、○○の交差点で、タクシー停まったんですけど、降りてこないので、女を待っている風ですね。」
と連絡があった。私も
 「女も、あと100m位でその交差点だから、間違いなさそうだな。」
と答えながら尾行を続けると、案の定、美魔女は夫が乗るタクシーに乗車した。

タクシーの尾行

夫と美魔女が1台のタクシーに乗った。その少し後ろに調査用車両がある。このような時、近くに空車のタクシーが走っていれば、私はそちらに乗るようにしている。車両尾行も2台で実施した方が気付かれにくいからだ。しかし、この時には都合よくタクシーは走っていなかったので、A調査員達が乗っている調査用車両の後部座席に滑り込んだ。

二人を乗せたタクシーは、前回と全く同じルートで鶯谷方面へ向かっている。
私達調査員は尾行中の車内でこの後の打合せをした。対象者らの行先は恐らく鶯谷のラブホテルだろうし、前回利用したのと同じホテルの可能性も充分にある。せっかく調査員が3名いるので、鶯谷でタクシーが停まったら、私は前回のラブホテルの入口を反対側から見れる位置に走って先回りして、対象者らを正面から撮影することになった。勿論、そのホテルへ行くとは限らないので、対象者らの後ろからは女性調査員が尾行をする。

ラブホテルへ

11時15分、予想どおり「鶯谷駅前」交差点を過ぎた所で停車した。私は直ぐに調査用車両を降りて線路沿いの路地にダッシュした。そして、丁字路から前回のラブホテル方向へカメラを向けると間もなく、夫と美魔女がラブホテルへ入った。

前回の鶯谷での逢瀬の時は、ラブホテルへ別々に出入りしていたが、あれは偶々だったのだろうか。
私達は調査用車両をコインパーキングに停め、ラブホテルへの張込みを継続した。平日の昼間であり、普通のカップルよりも、訳ありっぽいカップルや、デリヘル嬢とその客が行き交っている。

ラブホテルからの帰路

午後2時41分、ラブホテルから二人が出てきた。しかし、出入口を出た所で二人は別れ、美魔女は一人で駅へ向かった。前回同様にサングラスに帽子着用である。
対象者である夫の尾行はA調査員と女性調査員に任せ、私が美魔女の尾行を担当した。
ラブホテルへ入るまでだけでなく、出る時も一緒だったので、警戒しての行動ではないだろう。

山手線に乗車した美魔女を尾行中、女性調査員からLINEで「夫、自宅付近でタクシーを降り、付近の床屋に入り、店主らしき男と談笑中」との連絡が入った。

一方美魔女の方は、これまた前回同様に自宅近所のスーパーマーケットで買い物をし、午後4時前には自宅である高層マンションへ入った。

私は依頼者である奥様に電話をし、現状を報告した。夫が今立寄っている床屋の店主は、夫の飲み仲間で、どうせ今夜も飲みに行くだけだろうということで、この日の調査を終えることとなった。

この不倫調査の費用

契約料金(概要)

●行動確認(1名のみで実施の場合)
  調査員1名1時間7,920円
●行動確認(2名以上で実施の場合)
  調査員1名1時間6,600円
●車両使用料(燃料代を含む)
  1台1日16,500円
●実費(調査遂行の為に実際に要した経費)

この日の調査費用

・ 行動確認  138,600円
   (@6,600円×3名
     ×4時間(09:00~16:00))
・ 車両使用料  16,500円
・ 実費合計    1,740円
   ※尾行中の電車賃
   ※鶯谷の駐車場料金
・ 費用調整        0円
   (最終総額で調整予定)
     合計 156,840円

依頼者への最終報告

これまでの調査により、対象者である夫の不貞行為(浮気)の証拠は取れた。
これまで、このコラムでは「美魔女」と表現してきた不倫相手は、子供が通う小学校のPTA活動を一緒にしている別の保護者であることもはっきりしており、その女と鶯谷のラブホテルへ出入している。
ただし1回は、同一時間帯に同一ホテルにいたことが証明されているだけで、二人が一緒に出入したわけではない。
通常の浮気調査であれば、相手(今回のケースでは夫と美魔女)が不倫を認めなかった場合に備えて、ホテル等への出入が複数回に及んでいることを証明する為にもう少し調査を継続するべきである。
しかし今回のケースでは、
・夫と離婚するのか
・離婚はしないで相手の女(美魔女)に慰謝料請求をするのか
すら決まっていない。
依頼者からすれば、今直ぐにでも相手の女に慰謝料請求をして、ついでに学校の警備員とも浮気していることを美魔女の旦那に知らせて、家庭を壊してやりたい気持ちで一杯だろうが、依頼者自身の子供への影響を考えるとそう感情的には動けない。

そこで、ひとまずこれまでの経過をまとめた当事務所の報告書をもって、弁護士に相談するとのことだ。
そして、離婚するのか否かは勿論のこと、美魔女への慰謝料請求をどのタイミングでどのように行うか等の方針を決めて、それに備えて必要があれば、引続き夫の浮気調査をするということになった。

こうしてこの浮気調査は終了となった。
私としては、依頼者のお子さんには勿論のこと、美魔女の子供にも悪影響がないことを心から祈るばかりである。

※本コラムにおいて当事務所の取扱い事例を紹介している場合は、事実を脚色することなく記載していますが、当事者の特定等を避ける為、調査事実を歪曲しない範囲で設定(関係者の職業や道路、建物の位置関係等)を変更しています。また、掲載にあたり、必要に応じて依頼者の承諾を得ています。