浮気調査コラム

セルフ浮気調査のリスク

探偵に浮気調査を頼むと高くつくイメージがありますね。
大手に頼むと40万円以上かかることもザラにあります。
当社でも調査内容次第ですが10万円~20万円くらいはかかることが多いですから決して安いとはいえません。

そこで考えたくなのるが自分で浮気の証拠を掴めないかということです。
やってみてできないことではありません。
しかし、それには次のようなリスクが伴います。

尾行がバレる

尾行は相手に気付かれないようにしつつ追いかけ回すだけですからそう難しくないようにも思えます。しかし、浮気している相手は少なからず罪悪感という負い目を感じていますから、浮気中は周囲を警戒していることも多いのです。
そのような中、相手に全く違和感を感じさせることなく尾行を続けるにはそれなりに経験が必要です。
尾行の失敗例として良くあるのは、出入口が2箇所あることを見落として見失ったり、突然車両に乗られてしまったことでそれ以上追えなくなることです。それによりその先にあったかもしれないシャッターチャンスを逃してしまいます。
また、相手が踵を返して引き返してくるときに目が合ってしまってバレるということも良くあります。奥様に尾行されていたとなれば当分浮気の証拠を掴むチャンスは訪れなくなってしまいます。

シャッターチャンスを逃す

浮気現場として最も有力な証拠写真はラブホテルの出入りです(不貞行為の現場そのものを押さえられればそれに越したことはありませんが通常そのようなことはないためです)。
ラブホテルへの出入りを写真におさめることが出来れば後に裁判となった際極めて有利となります。
そのため、ラブホテルへの出入りを目撃したら間違いなくそれを撮影しなければなりませんが、初心者はこれを失敗しがちです。

張り込みが困難

相手がラブホテルや浮気相手の家などに入った場合はその現場で張り込みが必要になりますが,これもなかなか骨が折れる仕事です。夏は暑さ,冬は寒さとの闘いになりますし,人目につく場所の場合は怪しまれて通報されることのないよう配慮が必要となります。また,張り込んでいるところを相手にバレては元も子もないのでそれにも注意が必要です。

証拠としての信ぴょう性

首尾よく浮気現場を写真に収められたとしても,それを裁判の証拠として通用するものにするためには事実関係をまとめた報告書に仕上げる必要があります。この作業も全く経験のない方には少々荷が重いものでしょう。

確実に証拠を掴むにはプロに依頼を

ご自身での浮気調査は不可能ではありません。尾行や張り込み、カメラの扱いが苦手ではなく、報告書としての体裁も整えられ、なにより手間をかける労を惜しまないのであれば自分でやってみてもよいでしょう。
ただし、万一奥様が尾行していることがバレたときは、その後揉めるリスクを覚悟しておいたほうがよいでしょう。
そのようなリスクを負いたくない場合は、探偵に依頼することも検討されるとよいでしょう。

※本コラムにおいて当事務所の取扱い事例を紹介している場合は、事実を脚色することなく記載していますが、当事者の特定等を避ける為、調査事実を歪曲しない範囲で設定(関係者の職業や道路、建物の位置関係等)を変更しています。また、掲載にあたり、必要に応じて依頼者の承諾を得ています。