浮気調査コラム

池袋駅北口における浮気調査

昨日は東京都豊島区で浮気調査を行った。
対象者は40代の会社員男性。
今回は依頼者である奥様により浮気相手と会う日が特定されていたため(LINEの履歴により特定)、当日夕方から2名体制で調査を実施することになった。

オフィス前にて張り込み開始

18時定時とのことであったので念のため17時30分から都内某所のオフィス前にて張り込みを開始したところ、18時12分、やや不機嫌な様子で対象者が出てきた。これから浮気をしようという雰囲気ではないようにも思われたが、オフィス前の路地を1つ曲がったところで女と合流。対象者は途端にマスク越しでも分かる満面の笑みを浮かべ、その相手が浮気相手であることが一目瞭然であった。
女は20代後半の会社勤め風であり、オフィスそばでの待ち合わせであることから社内不倫の可能性が疑われた。

二人は駅に向かって歩き始める。同僚知人に遭遇したとしても言い訳できるようにか少し距離を取りつつ並んで歩いている。
駅から山手線に乗り、池袋駅で下車。北口に向かって歩いていく。オフィスから離れたことにより警戒が緩んだのか二人の距離は近くなっており、傍から見ればカップルそのものである。
なお、余談になるが池袋駅には実は北口はない。以前は存在したが、2019年に西口(北)との名称に変更されているのだ。しかし今のところ「西口の北です」などと言っても誰にも通じないので我々も北口と呼んでいる。名称変更はいいが、それなら周知もしっかりやって欲しいものである。

話を戻そう。

池袋駅北口は言わずと知れたラブホテル街である。二人は北口を出て数分のところにあるラーメン屋に入った。小洒落た居酒屋などではなくラーメン屋に入るということは、この二人は出会って間もない間柄ではなくそれなりに親密な関係なのだろうと推察された。

池袋北口のラブホテルへ

19時35分、ラーメン屋を後にした二人はホテル街に向かう。北口周辺には30超のラブホテルが建ち並んでいるが、二人はなんら迷わず、またどこにしようかと打ち合わせるような素振りも見せず、19時40分、ホテル街中程にあるラブホテルに入っていった。お気に入りのいつものホテルといった様子である。

さて、ひと昔前はラブホテルといえばご休憩2時間が普通でありその間は我々も少し気を抜くことができたものだが、近年は休憩時間も多様化しており気が抜けない。ショートステイで90分の利用をして70分程で出てくることもあれば、4時間利用で4時間きっちり出てこない場合もある。そのため我々はホテルの料金システムや休憩時間を調べて参考にはするが鵜呑みにはせず、調査中は全ての出入りに目を光らせている。このホテルはショートで130分、ロングで180分であったが、100分以下で出てくることも十分あり得る。

21時51分、二人が出てくる。時間ギリギリになって慌てて支度したのか、女は乱れた髪を直しながら出てきたためその様子は動画に収めた。

このあとは依頼者の希望により相手方の住所を割り出すため尾行を続けることもあるが、今回はそこまでは不要とのことであったので調査はここで終了となった。
半日で調査を終えられたため、調査費用はかなり低廉に抑えることができた。

※本コラムにおいて当事務所の取扱い事例を紹介している場合は、事実を脚色することなく記載していますが、当事者の特定等を避ける為、調査事実を歪曲しない範囲で設定(関係者の職業や道路、建物の位置関係等)を変更しています。また、掲載にあたり、必要に応じて依頼者の承諾を得ています。